【ストレスフリーを手に入れる”TKKの法則”】

30代パパの主張

ストレスフリーを習慣化するための法則「TKKの法則」についてです。

一昨年から続く新型コロナウイルスの影響はあらゆる場面で広がっています。

その結果、これまで以上に日常生活や仕事で大きくストレスを抱え、メンタル不調を訴える方も増えています。

こんな時期だからこそ、ネガティブな気持ちをコントロールし、挫折することなく仕事をコツコツとやり続ける力は

不可欠と言っても過言ではないでしょう。

今回ご紹介する「TKKの法則」は、私が最近拝読した『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』より、

特に印象に残った部分を抜粋しお送りします。

ストレスの感じ方は人それぞれですが、ストレスを少なく抑え、決めたことをやり抜くためのヒントにしていただければ幸いです。

それでは本日もよろしくお願いいたします。

  1. 継続に欠かせない3要素「TKKの法則」
  2. T:楽しくする
  3. K:簡単にする
  4. K:効果を確認する

継続に欠かせない3要素「TKKの法則」

著者は心理学や経営学など、国内外のさまざまな知見を研究し、習慣化するにあたっての要素を整理したところ、

大きく3つに分けられる結論に辿り着きました。

その頭文字をとって「TKKの法則」として紹介します。

この3要素を取り入れることで、モチベーションに左右されることなく自動化する、

つまり「意思に関係なくコツコツとやり続ける習慣を手に入れることができる」といった法則です。

では、早速それぞれの方法について紹介していきます。

T:楽しくする

つまらない、楽しくないことは続きません。(私もその一人です)

ヒントになるのは「ジョブ・クラフティング」という理論。

これは、イェール大学経営大学院准教授エイミー・レズネフスキー氏とミシガン大学名誉教授ジェーン・E・ダットン氏が提唱した、

あらゆる仕事にやりがいを持たせるための方法を説く理論だそうです。

この中には、“工夫をちょい足し”することの効果が示されおり、これは“おもしろく工夫する”とも置き換えられます。

一方で、「自分の仕事はルーティンワークだからおもしろくない」といった声も少なくありません。

でも、世の中にルーティンワーク以外の仕事を探すことが難しいくらいに、世の中はルーティンワークで溢れています。

むしろ、全ての仕事はルーティンワークと言っても過言ではありません。

でも、楽しそうにコツコツとやっている人もいますよね。違いは、楽しくする方法を知っているか知らないかの差でしかないのです。

私が今の会社に入社したての頃、身近な先輩がいつも楽しそうに新規の営業電話をされていたのが印象的でした。

私は先輩に「なぜ、いつも楽しく新規の営業電話ができるんですか?」と尋ねると、

「少しでもトークを変えてみたり、時間を変えたりすることで結果が見違えるほど変わるからだよ!」と笑顔で教えて頂きました。

その時、私は先輩から仕事を楽しく工夫する習慣化は大切だと学びました。

きっとストレスフリーを習慣化が出来ると楽しく続けることができるはずです。

K:簡単にする

挫折せずにコツコツとやり続けるためには、取り掛かる前の判断をなくす必要もあります。

そのためには、重要な決断の前の手間を省くことが必須。

たとえば、Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏が

毎日同じデザインの服を着ていたことは有名な話ですが、あれも朝の判断疲れを予防し、もっとも重要なことの決断に使うためです。

また、最近ではYouTuberからもヒントを得られます。

たとえば、メンタリストDaiGoさんは、1日に数回の動画を公開し続ける驚異的な頻度をキープされています。

DaiGoさんは動画の中で、「マイクもつけず、照明も使わず、iPhone1つだけで撮影をしているので、

全く手間がかからないから続けられる」といった趣旨の内容を語っていました。

ですので、物事を継続するためには着手する手間を極力最小化させることを考えてみてください。

たとえば、ダイエットであれば予め体重計をベッドの横に置いておくなど。

準備の手間を最小限に抑えることで、実行力が確実に高まります。

K:効果を確認する

最後の要素は、「効果を確認する」ことです。

これは、ハーバード・ビジネス・スクールで組織心理学の教鞭をとるテレサ・アマビール氏が発表した

「自分がゴールに向けて確実に進捗している実感を得た時、ますますやる気が高まる」といった「進捗の法則」によるもの。

たとえばダイエットでもそうでしょう。記録をつけるレコーディングダイエットが効果的であることは有名です。

自分の体重を記録することで確実に効果を確認し、努力が結果になって現れる。

そして自分の目標とする大樹に近づく。この過程の中で、「もっと頑張りたくなる」といった効果が得られるのです。

著者は、継続したいことがあるなら進捗を記録することをおすすめしています。

ダイエットなら体重、筋トレなら筋肉量、勉強なら時間、読書なら冊数など。

記録から確実に前進していることが見えてくると、やめにくくもなりますし、もっとやりたくなるものです。

ぜひ記録をつけることを習慣にしてみてください。(私も体重計の横にメモとペンを用意しようと思います)

改めてストレスフリーを習慣化させるために、ストレスを少なく抑え、決めたことをやり抜くためのヒントとして

「TKKの法則」を活用頂けますと幸いです。

【再掲】

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