アスリートから学べ『プロサッカー選手に学ぶ傾聴力・主張力の必要性』

30代パパの主張

どうもけいぱぱです。

本日は就職や転職とは一見異なるような『プロサッカー選手に学ぶ傾聴力・主張力の必要性』を題材にブログを書きます。

国内のプロサッカーリーグ「Jリーグ」に閉じた話ですが、

毎年Jリーグには全体で100人程度の選手が新規に入団し、

毎年100人程度が引退するという構図となっているそうです。

また、引退する選手の平均年齢は25歳とも言われており、

短いプロキャリアを歩む選手が大半です。

(プロ野球の引退平均年齢は29歳とも言われています)

そんな中で、50代でも現役を続ける三浦知良選手や、

30代になっても世界のトップリーグで活躍し続ける選手も多数います。

今回は、Jリーグの最高責任者である村井チェアマンが、

Jリーガーの新人向け勉強会で伝えられた、

「早期で引退する選手と、引退しない選手の違い」に感銘を受け、一部抜粋してお送り致します。

今回の共有はプロサッカー選手に限った話ではなく、

ビジネスマンとして活躍する人材にも共通して言えるポイントかと思います。

是非、社内のメンバー育成や、新規で採用する方の評価ポイントとしてもご参考頂ければ幸いです。

サッカーとビジネスに共通する「傾聴力」と「主張力」

まず、「早期で引退する選手と、引退しない選手の違い」を調べるために対象となったのは、

2005年にJリーグに入った100名を超える選手たちだったそうです。

その中で、10年活躍した選手に共通していたのは、人の話をよく聴く『傾聴力』という能力だったそうです。

サッカーの特徴として、自分がフェアプレーをしても相手の悪質なファウルで怪我することもある理不尽な

スポーツなので、心が折れることがいっぱいあります。(私もサッカー経験者として数多く経験しました)

また、自分は上手いと思っても監督が使ってくれない、監督のコンセプトに合わない選手はどんなに

結果出しても使ってもらえない。

人間が苦手な足を使って行うがゆえに、シュートミスがあったり、オウンゴールをしてしまうこともあります。

だから長くやっている選手は、誰もが何度も心が折れた経験をしています。

でも折れた心をリバウンドさせる、きわめて高いリバウンドメンタリティーを持ち合わせる選手がいて、

そういう選手は共通してものすごく『傾聴力』が高いことが見えてきたそうです。

いろんなものを観察して自分で考えることに加えて、さらに人に聴く。

この回数が多いほど、成長はほかの人よりも早まります。

そして、2番目に必要な能力は『主張力』です。

傾聴した選手が、観察して考えて判断して伝えてという作業をぐるぐる廻して、

「俺はこう思うんだけど」というのを伝える。

そしてまた相手の言うことを傾聴して、折れた心をリペアしていきます。

資本市場で競争相手に敗れることがあったり、自社を出し抜いて新たなすごい製品が競合他社から出たり、

相手のセールスがものすごくて商談を途中でひっくり返されたり、

何度も何度も心が折れるビジネスのシーンの中でも、折れた心を自分でリペアする能力というのは不可欠です。

そして、それはサッカーの中にもあります。

おそらく、代表クラスで活躍している選手はビジネスの世界に行っても通用すると思います。

逆に、ビジネスの世界で働く方も『傾聴力』『主張力』を持ち合わせていれば、

より高いレベルで活躍されることが期待できます。

今回のテーマは大変シンプルな内容だっと思いますが、

シンプルがゆえになかなか実践出来ない人の方が多いのではと感じます。

この力の少しの差がプロサッカー界では「引退しない選手」であり、ビジネス界では「活躍し続ける人」の分かれ目です。

是非、一度社内で活躍する人材の特徴は何かと俯瞰した時、

この『傾聴力』『主張力』という観点で見てみると新しい発見があるかもしれません。

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