スタッフ育成の基本ポイント4選 見極め~方法まで

仕事の話

どうもけいぱぱです!

昨今、価値観が多様化するなかで、

スタッフ育成に悩まれている方も多いのではないでしょうか。

本日はこのようなお悩み解決の一助になればと思い、

スタッフの特徴を把握してスキル&やる気を引き出す方法

についてご共有します。

それでは本日もよろしくお願いします。

  1. スタッフ育成の基本
  2. スタッフが育つ上司の特徴
  3. スタッフの特徴を把握する
    • やる気はあるが、能力が低い
    • やる気があり、能力も高い
    • やる気もなく、能力も低い
    • 能力は高いが、やる気が低い

スタッフ育成の基本

スタッフ育成とは、具体的に何をすることでしょうか。

「業務上の改善点を指導する」「仕事のコツを教える」といった行動を思い浮かべますが、

何よりも大切なのは「本人が学ぶプロセスを支援する」ことではないでしょうか。

人は自ら経験することによって学び、成長していくものであると考えます。

ビジネスパーソンの成長の70%は仕事上の経験に関することで決まるとされています。

残りは「上司や取引先からのフィードバック」が20%、「研修など」による成長が10%。

※出典_ロミンガー社(アメリカのコンサルティング会社)

つまりスタッフにどのような経験をさせることでどのようなことを学ばせていくのか、

その視点を持って臨むことが、効果的なスタッフ育成につながります。

スタッフが育つ上司の特徴

スタッフが育つ上司の特徴として、何よりも大切なのは信頼できることです。

いくら上司といえども、信頼を寄せられない人に部下はついていこうとは思いません。

そのためにも上司自身が約束を守る」「ミスをしたら謝罪する」「仕事への責任感がある

積極的に部下を支援する」「会話に時間を割くといった信頼に結びつく行動を

日常的に積み重ねることが重要です。

信頼関係が構築できて初めて、スタッフへの影響力を発揮できるのです。

まずは部下にどう見られているのか、きちんと信頼を得られているか、

自らを客観的に判断し、必要に応じて改善をしていく必要があります。

スタッフの特徴を把握する

スタッフの特徴を把握するための有名なフレームワークとして、

Will/Skillマトリクスというものがあります。

縦軸が「やる気(Will)」、横軸が「能力(Skill)」で、

スタッフの状況を客観的に判断して振り分けていきます。

以下4つのタイプに合わせて育成方針を決定していきます。

Willがあっても、Skillが足りていない人材です。

やる気があるため前向きに業務に取り組みますが、

スキル不足により壁にぶつかる可能性がありますので、

適切なフォローやアドバイス、スキルアップに向けた指導をしていく

ことが重要になります。

WillもSkillも高い、いわゆるハイパフォーマーともいえる人材です。

すでにうまくいっている状態が多く、上司が介入することでモチベーションが

低下するリスクもありますので、ある程度好きに行動できるように任せたり、

より大きな裁量やリーダーなどの役割を与えたりと、

さらに力を発揮させることが重要です。

WillもSkillもない人材が該当します。

一定のレベルに達するまでは、上司が細かく命令を出し、

強制的に業務を行わせるようにする必要があります。

やる気を引き出す指導は多くの時間と労力を要しますので、

業務を任せることでスキルを伸ばすことを重視するのも一つの方法です。

また、スキルが身につくことで業務範囲が広がり、やる気につながることもあります。

Skillは高いものの、Willが低い人材です。

4つのタイプの中でマネジメントとして難しい部類に入ります。

スキルの高さからある一定の成果をあげられるため、

上司のアドバイスに耳を傾けようとせず、自分のやり方で進めるタイプも多くいます。

このような部下に対しては、いかにモチベーションを高めていくかが重要になります。

やる気のスイッチがどこにあるのかは人それぞれで異なりますので、

コミュニケーションを取りながら見極めていきましょう。

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