どうもけいぱぱです!
今回は「フリーターの動向」についてお届けします!
昔に比べて、定職につかない「フリーター」が増えてきました。
今回は「フリーターのタイプ/動向/アルバイト採用する際に知っておきたいポイント」
などをご紹介します。
- フリーターにはどんな人がいるの?
- フリーターの動向
- フリーターの仕事選びポイント
フリーターにはどんな人がいるの?
一言でフリーターといってもさまざまなタイプの人がいます。
毎日働きたいけど理由があって働けない人もいれば、単に働きたくないという人もいます。
ここではフリーターにはどのような人がいるのかをご紹介したいと思います。
■明確な職業展望がないため、なんとなくフリーターをしている人
モラトリアム型と呼ばれ、現在のフリーターで最も多いタイプです。
「学校を卒業したけど特にやりたい職業が思いつかないため、とりあえずフリーターをする」
「企業に就職したけれど、自分の思っていた仕事ができない、職場になじめなかったなどの理由で離職し、
とりあえずフリーターをする」このようなパターンが多いです。
(※モラトリアム型の参考記事…https://hataractive.jp/useful/2249/)
とりあえず生活していかないといけないから、フリーターとして生活費を稼いでいるという人がほとんどです。
また、フリーターをしながら、自分の将来のビジョンを構築するのは非常に難しいため、フリーター歴が長期化する傾向にあります。
このようなタイプのフリーターの場合、長期的に働いてもらえるというメリットはありますが、
仕事をすることに対してエネルギーをもった人が少ないので、生産性の向上はあまり期待できないかもしれません。
■夢を追及するためにフリーターをしている人
「芸能関係や職人などの職業につきたい」という明確な目標をもっていることから、
定職につき、毎日フルタイムで働くことが難しい人たちです。
夢を実現するために何かしらの活動をしながら、生活費を稼ぐためにフリーターをしています。
夢を実現するタイミングで辞めてしまうため、仕事継続の期間が読めませんが、夢に向かって努力できる熱量があるので、
仕事においても生産性の向上が期待できます。
■何かしらの制限や影響があり、フリーターをしている人
フルタイムで働きたいという意欲はあるけれど、理由があって働けない人たちです。
労働市場の悪化で仕事を失ってしまった人、介護や育児に時間をとられてしまう人、
体調不良・疾患などの理由からフルタイムで働くだけの体力がない人などがあげられます。
やむを得ずフリーターをしている人たちの中にも、働く意欲がある人はたくさんいるので、
うまくいけば生産性を高めてくれる可能性があります。
また、ある一定期間働いた後、正社員として残ってもらえる可能性もあります。
フリーターの動向
それでは、直近3カ月間のフリーターの動向を見てみましょう。
月ごとに動向が変わってくるため、それぞれのタイミングに合わせた募集方法を選択する必要があります。
■3月
「4月から新生活」はフリーターにも共通。
フルタイム希望のフリーターは、新年度の4月入社に向けて仕事探しが活発になります。
稼げる短期募集も多く、そちらの案件にも並行して人気が集中するため、
中途半端な時給などの打ち出しよりも「安定して働ける」「社員登用が活発」などの長期で求職中の
フリーター向けの訴求に振り切る必要があります。
■4月
年度初めの4月をターゲットとした転職活動は3月いっぱいで落ち着きますが、
一方で、フリーター化した卒業生や3月いっぱいで退職したフリーターが引き続き動きます。
■5月
4月に引き続き、就職進学しなかった卒業生や3月いっぱいで退職したフリーターが引き続き動いているため、
後半から特に6月のボーナス取得後の退社を見越したフリーター層が動き出します。
■6月
6月の賞与後に退職予定のフリーター予備軍の社会人の動きが活発化し、
夏休み短期高時給の案件に人気が集中します。
また、4月後半以降あまり目立った変動はないが一定数は動き続けている時期になります。
フリーターの仕事選びポイント
(1)給与
アルバイトで生計を立てているフリーターにとって、給与は欠かせない条件となっており、
学生や主婦(夫)と比較しても、特に給与を重要視する傾向にあります。
(2)勤務地
勤務地は、フリーターに限らず学生や主婦(夫)も「学校からの距離」や「自宅からの距離」を考慮して
アルバイトを決める方が大半を占めますが、フリーターに関しては、「掛け持ちをしているアルバイト先からの距離」を
考慮して決める方も比較的多い傾向にあります。
(3)勤務日数、時間
フリーターは、フルタイムで勤務し、安定した収入を得たいと考えている方が大半を占めます。
希望する勤務日数は、週5日が最も多く、次いで週4日、週3日と続きます。
希望勤務時間は、1日8時間程度と答えた方が最も多く、7時間、6時間と続き、
学生や主婦(夫)などと比べて希望する勤務日数、勤務時間共に多くなっています。
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